気持ちよさを感じる神経が顔には特に多く、
心地よい刺激を受けるとオキシトシンが出る。
これが心の安定はもちろん、
ヒアルロン酸やコラーゲン生成につながる!
→健康と美へつながる♪
↑昨日アロマ&ハーブEXPO2021で
山口創先生のセミナーを受けての
個人的なまとめです。
私の心に残ったのは
1.快を感じる神経(C触覚繊維)は
ゆっくり柔らかな刺激に反応しやすい。
特に顔にこの神経が多く存在するので、
フェイシャルは気持ちよさが大きい。
2.ちなみに特に快感を感じるのは
速度5cm/秒くらい。ゆっくり柔らかな刺激。
1cm/秒、10cm/秒などとの比較で
顔でも腕でも5cm/秒が数値が高かったです。
3.ちなみにこのC触覚繊維という神経は
オキシトシン、別名「絆ホルモン」をだす。
オキシトシンの働きは、
子宮の収縮、母乳の分泌が有名ですね。
他にも親子や夫婦関係を強化。
痛みの緩和。抗ストレス作用。
抑うつ作用。皮膚のバリア機能維持。
ダイエット効果も。
4.コラーゲンやヒアルロン酸を作る
線維芽細胞にオキシトシン受容体が
たくさんあるので、
オキシトシンが出ると
コラーゲンやヒアルロン酸が作られる!
5.オキシトシンはは虫類から
ほ乳類に進化する時にできたもの。
卵から胎生になった点を考えると働きが覚えやすい。
6.香りとタッチの相乗効果は自律神経に現れる。
痛みに関してはタッチだけでもいい。
7.リラックスしたタッチと快適な香りで
快感が強まる。
だからクライアントさんには
まずリラックスしていただくことが大事!
8.実は受け手より施術者の方が
オキシトシンがたくさん出る!
理由は相手のことを思いやりながら触れるから。
施術者は心の持ちようがすごく大事。
ここまではFacebookにも書いたのですが、
ここからは長いのでブログだけに書いておきます。
9.快を感じるC触覚繊維という神経は
年を取るほど敏感になるそうです。
なので、年を重ねた人ほどマッサージとか
触覚を通したケアがすごく響く!
聴覚でも視覚でも加齢とともに
一般的には弱くなっていくものですが
このC触覚繊維だけは違うそうです!
10.このC触覚繊維は有毛部にだけ存在する。
毛根に絡みつくように存在するそうで…
なので手のひらと足の裏にはありません。
脱毛しちゃうと感じにくくなるわけです…
美容面を考えると難しい感じですが
敏感なお顔だけは脱毛しすぎない方が
よいかもしれません。
11.香りによって信頼度が変わることがある。
実験ではラベンダーの香りをまとった人の方が
ペパーミントや無臭の人より信頼されたそう。
リナロールや酢酸リナリルといった成分が
信頼度に関係するのではとのことで、
ラベンダー以外にもこの成分が多いアロマ精油は
カモミールやクラリセージなどです。
嗅覚反応分析をご存知の方は
右上に位置する精油ですね。
1時間のセミナーで特に記憶に残ったこと、以上です。
先生の著書はこちら。
たくさん著書がありますのでご興味ある方は
読んでみてくださいー。
私もこれから数冊読む予定です。
最後までありがとうございました。